2009年11月11日

納得のいかない冤罪

 ブログにあまりヘヴィーな話題は選びたくないと常々思ってます。
言いたいことを100%伝えられる文才が無いのもひとつ。
批判的なコメントがくるのが怖いのもひとつ。

ただ、このブログはそーーこまで不特定多数の人に読んでもらっているわけでは無いし、金銭的なものも一切発生してないので「ま、いっか」と思い、迷っていた話題を書きたいと思います。


一冊の本が出てます。

タイトルは「あの時、バスは止まっていた」 です。
(リンクしません。すぐに出てくるからググってみてください)

06年3月に高知で起きたこの事故?事件?なんて呼ぶのか・・・
知っているかたも多いと思います。


まず、事実のみ↓

大型のスクールバスに白バイが衝突して26歳の白バイ隊員が亡くなった。



これを警察側で書くと↓

不注意の大型スクールバスが確認を怠り道路に出た結果、走行中の白バイがよけ切れず、またバスの急ブレーキも間に合わず、事故が発生した。

で、加害者側で↓

完全に停止していたバスに、サイレン灯もつけていない時速100キロは出ていたかと思われる猛スピードの白バイがバスに突っ込んだ。

 ・・・・・・・まるで言い分が噛み合ってませんよね?

それをきちんと調べるのが警察なんでは無いでしょうか?真実ってひとつですよね?


乗車している生徒はみな、「バスは止まっていた」と証言しました。
またすぐ後ろで自家用車に乗っていた中学の校長も「止まっていた」と証言。そしてバスの中にいた生徒の何人かは、「ものすっごい早い白バイが来るなーと思って見てた」とも証言。

また警察が主張する急ブレーキについても、ブレーキ痕を警察が捏造したことが民放テレビの検証でわかっています。(運転手の片岡さんは後にこれを刑事告訴してます)

そして主張する急ブレーキがあったとしての検証では、相当の衝撃が乗車している人たちにかかるのに、生徒の誰もがそんな衝撃は受けていないと言っているのです。

この証言は全て却下されました。

そして、片岡さんは無事故無違反であった免許を取り消され、仕事を失い、高松地裁は全ての証拠証言を無視するかのごとく、即日結審。
執行猶予無しの禁固1年4ヶ月が決定、片岡さんは家族と近隣の方達とこの時のバスに乗車していた生徒達に見送られながら収監されたのです。もちろんみんな泣いていたし、「家族のことは任せろ」の声も飛びました。

中学生だった生徒達は18歳になった今も署名活動、駅前のビラ配りを続けています。(署名のHPあります)

少し記憶が曖昧ですが、確かこの事故の時は卒業間近の生徒が(「最後のか?記念の遠足か?)スクールバスに乗るにあたって、わざわざ片岡さんを指名したと聞いてます。
私はスクールバスに乗った経験が無いので、わかりませんが、そんなに
中学生がバスの運転手さんと仲良くなるかなーっと思いました。
毎日のこととはいえ、名前も知らないで終わってしまうのが普通じゃないか?と。
だから片岡さんはたぶん、毎朝乗ってくる生徒にちゃんと挨拶をしてくれたとか通学以外で何か交流があったとか、とにかく生徒に好かれた優しいおっちゃんだったことは間違えないでしょう。


亡くなった白バイ隊員は確かに気の毒。若いし。
けど、身内を庇うことで真実を捻じ曲げることのできる警察って恐ろしい!!!21世紀に及んでも日本ってそういう国なの??と怖くなりました。

「バスは止まっていた」揺ぎ無い真実を叫んでいるのに無視された当時の中学生達の心の中ってどうなんだろうと・・・・・・。

長くなりましたが、この納得のいかない冤罪を世論がもっと騒げばいいと思います。もっとこの事件に注目が集まればいいと思い、あえてとりあげてみました。










posted by takami at 12:03| 山口 雨| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記・日常のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは、takamiさん

その事件は知りませんでした。いや憶えていないのかなぁ
テレビ好き(ニュース全般含め)な自分が憶えていないってことは、あまりマスコミには(冤罪として)取り上げられていなかったんじゃないかなぁ。だとしたら大変残念な事です。調べてみます。

世の中には不条理な事が沢山あって、大人になればなるほどそれを感じるようになる。でもそれは自分の物差しだけで見るからかもしれないし、世の中には沢山の物差しがあるのも事実ですから。何が正しいのかはなかなか難しいようです。
というのも、最近自分に起きた自動車事故でつくづく感じております。真実は一つのはずなのに何が正しくて何が間違っているのか結論を出すのは相手が居ればなおさら難しいんですよね。

でもこういう案件はもっとマスコミが取り上げて真実を追究していかないと(そのためのマスコミなのに)
いけませんよ。S井N子なんてばかりやってるようじゃあ日本のマスメディアのレベルが下がるばかりですね。
Posted by kiyoboo at 2009年11月11日 14:36
kiyoboo様

こんにちわー。
今日はずっと店にいてクリスマスの飾りつけをしてます。疲れました。

警察が都合のいいように作った状況で裁かれても正しいはずが無く、そんな理不尽な権力がまかり通るのか?と恐ろしくなりました。

この本の作者は瀬戸内海放送の報道記者の方です。
ストーカー法を成立させた桶川の事件もフライデーの記者の入念な取材によりですよね。

取り上げ方が足りないのはテレビなんだと思うんです。
でもそれも視聴率という数字のせいであるならば、それは見ている国民の意識の低さということになりますね・・・。


Posted by takami at 2009年11月11日 16:44
検索から来ました!!

興味ある事件を探求しているマスコミ志望の学生です。
国民の意識の低さと結論づけられている文がおもしろいな、と思いました。
この件はよく知っています。久しぶりに横暴な警察の力を見た気がします。警察にたてついても無駄だぞ!!と言わんばかりです。

マークさせてもらいましたのでまた伺いますね
Posted by ういんたあ〜ず at 2009年11月12日 00:33
ういんたあーず様

検索からありがとうございます。
検索からたどり着いた方のコメントってめずらしいのでウレシイです。

そーです。横暴です。
なんなのでしょ。

ブックマークしてくださったようですが、普段はB級な食べ物のことばかり書いているので多分マスコミ志望の学生さんには関係無いネタばかりと思われます・・・。
Posted by takami at 2009年11月12日 15:29
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